新年あけましておめでとうございます。
2018.01.01
明けましておめでとうございます。
2018年、希望に満ちたことを年の始めに書きたいのですが、大阪市民として素直にそうした気持ちになれないことが残念です。
というのも大阪市を潰し、政令指定都市としての権限を大阪府に召し上げられるとしか言いようのない「特別区」構想の住民投票をこの秋に仕掛ける動きが一向に収まる気配がないからです。
こうした動きに対し、「大阪市民会議」という有志の団体が「大阪市の存続を求める」署名活動を展開しているのにもそうした背景があります。前回の住民投票の際に私の個人後援会「翔の会」(2017年5月解散)を通じて、多くの方のご協力を頂きながら24区で訴え続けました。そして多くの市民が自主的に町に繰り出した結果、大阪市が残ったことはご存じの通りです。
公共政策ラボ 再起動へ!
市民のいのち、暮らしを守るために地方自治体がやらねばならないもっと大事なことがあるのではないか。市長を4年間経験させてもらった私には、今の大阪市が何を目指しているのかよく分かりません。見方を変えれば「大阪市」を潰すことだけに注力しているから、逆に当然の方向性なのでしょう。
国民のいのち、暮らしを守るという本来の政治を取り戻すためにも「公共」というもののあり方が、今ほど問われているときはないのではないか。「公共政策ラボ」は2012年に立ち上げました。会員の方にシンポジウムやセミナーのご案内、学習会などを通じて活動を展開してきました。会員募集を中断していましたが、この度、会員募集を再開することを決めました。
今後、様々な機会を通じて本来の公共はどうあるべきか、また大阪の現状などを「大阪を知り・考える市民の会」と連携しながらシンポジウム、学習会、セミナーなどを開催していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。会員募集の案内などは整理でき次第ご案内申し上げます。