5夜連続講座の記録
2019.03.29
「大阪を知り・考える市民の会」が3月25日(月)から29日(金)までの5日間、いつものNSビルで連続学習会を開いています。(今日が最終日)
第1夜元大阪市議、稲森豊さんの「夢洲は危ない!」に始まり、第2夜は立命館大学教授の森裕之さんによる、「大阪の財政」全体解説。第3夜京都精華大学教授の住友剛さんの「大阪の教育の喫緊の課題」。第4夜阪南大学の桜田照雄教授による「カジノは経済活性化につながるのか」、最終日の第5夜は全水道会館水情報センター事務局長の辻谷貴文さんで「水道民営化とコンセッション」
大義なき知事選、市長選を仕掛けてきた大阪維新の会に、これ以上大阪を壊されてたまるかという気持ちで、様々な発信をしてきたものの、なかなか届かないという思いは正直ありますが、その一方で彼らのやり方に対する批判も増えつつあると感じています。私の公共政策ラボも共催させてもらっていますが、既に4日間を終えて、本当に大阪が抱える問題点の多さと、それを市民がどう判断するのか、統一選挙も今日告示され、大阪市民は、4月7日の投票日に知事、市長、大阪府議、大阪市議の4種類の選択を迫られます。
「これだけは知って、投票に行こう!」というキャッチフレーズにすべての思いが込められたこのシリーズを私のホームページで動画を公開することで、さらに多くの人に今の大阪の状況を知ってもらいたいという思いです。動画の編集などほとんどやっていなかった私ですが、スマホの動画に当日の稲森さんの資料を重ねることはできました。解像度があまり高くなく、わかりにくいところもあるとは思いますが、全体的な「夢洲の危険性」については理解できると感じています。
稲森さんのお話の中で、沖積層と洪積層という地質のお話は殆ど初耳と言っていい内容でした。柔らかい沖積層と固い洪積層という認識だけだったのですが、最近の学説では洪積層も上の沖積層の重みや、その上の建築物等の重みで変形し、どこまで沈下するか分からないという埋立地の話は衝撃的でした。動画の6分ごろから、そのお話になります。