公共政策ラボの今後について その5

2022.12.06

苦戦が続いていたというか、メディアが殆ど触れない中で市民グループとしての動きの限界かとも思いました。「求める会」の活動については1分ほどのショートニュースで取り上げられるくらいでした。そんな中、5月10日にMBSが取り上げた8分余りの特集『父の博打に…入学祝いのカメラが消えた』が少し潮目を変えてくれました。この動画は今でも見られます。リンクはこちら

この放送では、「5月8日時点で署名数は署名数は凡そ4万8000筆、法定数の15万筆には程遠く、、正確な数も把握できていないのが現状です」と伝えていました。そうなんです。大阪府下72市区町村でそれぞれ自由意思で活動してくれている方たちが集めてくれている数を把握することが如何に難しいか。朝から晩まで事務局に詰めている人も、署名数を集約するより1筆でも署名を集める活動に力点を置かざるを得ませんでした。

そんな苦戦が続いていた活動にドライブがかかり始めたのは、やはりマスメディア、特にテレビの力は大きいことを、今さらながら実感しました。当然ですが、放送内容は住民投票を実現してほしいという求める会の側に寄ったものではありません。それでも街頭署名活動の際に「あぁ、テレビでやってた活動やね」という反応が出始めたのです。この間一番数多く紙面で取り上げてくれたのは部数は少ないですが、「大阪日日新聞」でしたね。残り一週間という5月18日の求める会ニュースです。リンクはこちら

5月24日、あと1日の活動期間というときに「東京新聞」が「大阪カジノ 住民投票できる?」という記事を特集するなど、盛り上がりは各地で「署名ステーション」ができて、求める会SNS班がその情報をネットで共有できるようにしてからは、スマホ片手で「あぁ、ここで署名やってるんや」とわざわざ立ち寄ってくれる方たちが続々と詰めかけてくれました。次号で最終盤の様子をまとめる予定です。

 

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