ファクトチェックとは(セミナー告知の2)

2018.05.27

7月14日の土曜日に予定している公共政策ラボセミナー【ファクトチェックとは何か】について、何回かご案内しようと思います。今日はその2回目。

立岩洋一郎さんと、楊井人文さんの共著、「ファクトチェックとは何か」(岩波書店刊)をベースに考えていますが、先日もお伝えしたように、当日はこのブックレットの基本を皆さんに知って頂き、混沌とした「情報社会」の中で、誰でもできるファクトチェックをやってみようという企画です。

当日の参加者にこのブックレットを資料としてお渡ししますが、購入済みの方は500円引きです。

章立てだけをご紹介すると。

第1章:ファクトチェックとは
第2章:基本ルール
第3章:国際的な潮流
第4章:日本でファクトチェックは広がるか。

となっています。

 

 

具体的なファクトチェックの活動は、去年の突然の解散総選挙から始まりました。
立岩さんのグループ「ニュースのタネ」では、総選挙の際にチェックしたことの真偽の程度を「エンマ大王」で表す試みをしました。

  •  事実
  •  発言の一部に事実と認めるには不確かな要素がある
  •  発言に根拠は有るものの、その内容は必ずしも事実とは言えない
  •  事実ではない
  •  真っ赤な嘘
    それを、嘘をついた人の舌を抜くエンマ大王の顔で示します。

エンマ大王度 ゼロ 事実
エンマ大王度 1 発言の一部に事実と認めるには不確かな要素がある
エンマ大王度 2 発言に根拠は有るものの、その内容は必ずしも事実とは言えない
エンマ大王度 3 事実ではない
エンマ大王度 4 真っ赤な嘘
この解説についてはSNSでご覧になった方もあると思います。

公共政策ラボでは今後も様々なセミナーやシンポジウムを開く計画です。是非、会員になっていただき、こうしたセミナーなどにご参加くださいませ。「会員募集ページ」はこちらです。

 

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