どうなる知事・市長候補

2019.03.11

辰巳琢郎さんが自民党府連の知事候補打診のニュース、関係者の中では一喜一憂だろうな。
一連の動きを見ていて、選挙関係のこうした報道が陣営・有権者にとってどんな心理的要因をもたらすのだろうと考えてみる。
全国的知名度と知的イメージから、反維新側にとっては「待ってました」と盛り上がる雰囲気ができた。
一方の「乗り換え知事吉村陣営」にとっては「やっかいなことになった」という感じか。
それが、一転、「固辞」となると、その気持ちの逆作用が(私は)怖い。
候補選定の裏側という点では、私自身、2007年の市長選挙に臨む決断をする際にも様々な報道に直面した。経験上「これはここだけの話」というのがスルー状態で洩れまくったことがあった。
今回は自民府連からの要請という「正統な」ルートからのものだったように伝えられる。
日程にないイレギュラー選挙だけに「情報管理」をする暇もなかったのだろうが、辰巳さん側の反応は報じられた当初は「もう決まり!」的なニュアンスがご本人からもあったような報道もあり、「固辞」という結果になることで、自民府連の顔もつぶれ、次の候補者選定に大きな影響が及ぶだろう。

名前が出た最初のころには「松井(知事)さんとも面識があり、よくやっておられる。どうして対抗できるのだろう」という辰巳発言がどこかのネットニュース(探したのですが、見つかりませんでした。すみません)で見た記憶があり、正式要請を受けた際の「やや前向きな」感じとはずいぶん違うと思った。

そして、市長候補の名前が一向に上がってこない。この時点で維新の思うつぼにはまっているのではないか。つまり、「大阪府と大阪市は一体である。大阪市はいずれなくなるのだから、バリューとしては知事の方が高い」とでもいうかのような。

すったもんだ…という混乱はこの後も続くだろうが、スワップ選挙を仕掛けた維新側はほくそ笑んでいるだろう。知事選告示まであと10日ほどしかないのが現実だ。

Voice(MBS)の特集を見て

2019.03.06

3月5日に放送された毎日放送VOICEの特集「住吉市民病院閉鎖から1年取り残される小児医療…二重行政解消の余波」を見た感想をフェイスブックに投稿しました。それに加筆したものをアップします。
初めに取材を受けられた方は、北野病院に入院できたものの、その間お仕事を休まざるを得ない状況でしたね。

「住吉市民病院」は私たち大阪を知り・考える市民の会の学習会でもご紹介したように、税を投入する意味のある病院であり、特集の中でも触れられたように、患者を断ることのない病院として、地域の人たちだけでなく、大阪南部医療圏の小児・周産期医療を担っていました。弱者に寄り添う姿勢を貫徹できるのは「公立病院」だからこそできることです。「効率病院」ではありませんでした。

 

何のために税を納めていただいているのか。すべての人たちが安心して過ごせる環境を整備するためだという基本が、維新の政策姿勢にはなく、これだけ「お金」を使ったから「改革」、これだけ経費を削ったから「改革」。
ではその中身はというと、特に教育予算などを見ても、額さえ増えればいいというお粗末なもの。そうした側面に切り込めてはいませんが、そんなことを思わせる取材でした。

2月23日 大阪を知り・考える市民の会 学習会Part15

2019.02.12

来る2月23日の午後2時から、NSビルで学習会の15回目を開催、公共政策ラボは共催させてもらいます。

55年ぶりに大阪で開催される万博を多くの市民、府民が歓迎しています。
その一方で、夢洲という埋め立て地での開催は、莫大なインフラ投資、さらにはIR(カジノを含む)ありきの万博開催及び安全性や経済性についても‘70EXPOと比較しても多くの検証ポイントがあります。そして、未だ解決されていない課題も山積みです。

そのことをしっかりと今、整理し知り・考える必要があると考え、愛知万博誘致・開催の際の経験を踏まえて、名古屋市立大学名誉教授の山田明さんにお話していただきます。

2020東京オリンピックのように無制限の開催費ということになっては目も当てられません。
跡地も“負の遺産”とならないよう、万博開催後の大阪・関西の成長と活性化に本当につながるものでなければなりません。
より良い万博にする為に、市民・府民の眼や知恵が必要な時期だと考えています。
多くの皆さんのご参加をお待ちします。

事前のお申し込みを頂ければ幸いです。コクチーズのURLはhttp://urx3.nu/QijE
です。よろしくお願いします。

公園は誰のもの~大阪城公園編 ブックレット完成

2019.02.04

「大阪を知り・考える市民の会」が表題のブックレットを作りました。今日、印刷から上がってきたばかりです。
ツイッターでは大阪維新の会の藤田市議がこんなツイートを2月1日にしています。この内容について云々よりも、このツイートに対する多くの意見が「公園」というものを勘違いされているという指摘が多く見受けられました。

 

これは大阪城公園の現在の夜景ですね。
城テラスという名前がついた集客施設です。

このツイートに対しての反応です。


また、この「ブックレット」でこの間の大阪城公園の変貌ぶりを多くの写真を使って説明してくれている「あおむらさき」さんが

維新の市議二人のやり取りを「あおむらさき」さんがチェック!つまり、公園とは「空き地」に他ならないというのがこの方たちの見解なのでしょう。

本当に公園は誰のものなのか。空き地にして、それを指定管理の名の下にどこにでも見られる集客施設を作ることが「みんなのためになる」と信じている人たちならでは「金儲け」の手段と化しているのではないか。金を儲けることが「公共の役割」だと勘違いしているのではないか。そんな気がします。

ブックレットのチラシをアップします。

 

是非、多くの方にお読み頂きたいブックレットです。A5カラー、68ページで定価は500円(税別)です。

 

嘘がまかり通る世の中か。2019年の初めにあたり

2019.01.08

既に2019年がスタートして1週間が経った。公共政策ラボのHPへの更新が滞っており、会員の皆さまにはお詫び申し上げます。

さて、新年早々安倍総理のNHK日曜討論での「嘘」がSNS上では騒がれている。ところが、テレビのニュースなどでこの発言を検証したり、何を根拠にこうした発言になったのかなど、いわゆるファクトチェックが現時点ではなされていない。

私たちの国は安倍晋三総理の嘘に慣らされてしまったのだろうか。記憶に強烈に残っているのが、2013年9月、東京オリムピック招致最終プレゼンで福島の状況を「The situation is under control」(状況はコントロール下にある)」という発言と、その後の釈明についてもネット上ではその酷さを指摘する声が数多く上がっていた。

「あの人は平気で嘘をつく人だ」「だれも信用しないよ」と思っていても、自分では立法府の長だと間違い発言を何度も繰り返しているのをみると、彼の本音は行政、立法ともに掌握していると思っているのだろう。今の自民党政権の危うさを、民主主義にとって危機的な状況だと感じている人がどれくらいいるのだろうか。アベさんの嘘という検索をかけるとネット上では山ほどの記事がでてくる。

閑話休題、今年は選挙の年、亥年は政局に激動が走る年だという話も伝わってくる。

大阪に目を転じると「維新の会」という政党ができて、知事も市長も、また議会までもが「維新のコントロール」の下で7年以上が経過した。自宅に、維新の市議から、選挙人名簿から抜き出したという注釈つきでDM郵便が送られてきた。彼らは既に選挙モードに入っている。

その中で、これだけのお金を施策に使う、使ったという「お金」の話ばかりが書かれており、大阪の教育現場の惨状など、一切関知せずという姿勢が伺える。この現状を覆すのは、まず4月の統一選で一人でも多くの維新の議員を減らすこと。公明党を足しても過半数に達しない状況を作り出してこそ、大阪の混乱に終止符を打てることは間違いない。

まず、今年の統一選でこうした動きを活性化させるために何ができるのかを考えて動き始めたいと新年に思う。

【動画公開】都構想で一兆円って、それ本当!? 

2018.09.18

去る9月2日に大阪を知り・考える市民の会主催、公共政策ラボ共催の学習会Part14を開催しました。学習会としては過去最高の参加者に来て頂き、主催者側としても熱心な皆さんの関心の高さに驚くとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、この動画は3時間26分もあります。嘉悦学園が引き受けた大阪府市の依頼にどう応えたのか。
それが、効果額一兆円という言葉で象徴されるように、この間の府市の議論や、3年前の住民投票の際にも明らかになった「大阪市を潰すことによる経済効果」なるものとの整合性(といっても3年前の議論の際に完全に破たんした効果額)はどうなのか。
一兆円という数字がひとり歩きすることは「維新ジャーナル」で取り上げられたくらいで多くのメディアでも殆ど騒がれてはいません。

でも、税金を投入したこうした調査が学術的にどういったものなのかを、この学習会では各界の専門家によってチェックしてみようというものです。私の前説から始まりますが、お時間のあるときに是非ご覧いただきたいと思います。

動画はこちらです。

(配布資料)※配布資料の変更、改変等は認めていません。 https://drive.google.com/drive/u/2/fo…

(関連資料)
「大都市制度(総合区設置及び特別区設置)の経済効果に関する調査検討業務」の調査結果に係る報告書を公表します| 大阪市

報告書(概要版)(PDF形式, 454.98KB)

・報告書(PDF形式, 3.79MB)

「大都市制度(総合区設置及び特別区設置)の経済効果に関する調査検討業務委託 企画提案書(嘉悦大学付属経営経済研究所)」|大阪市会|質疑資料

【会場】NSビル 9階
【日時】2018.9.2
【主催】 大阪を知り・考える市民の会 https://www.facebook.com/Osakacitizen…
【共催】 平松邦夫『公共政策ラボ』

■本動画の権利者の許可なく転載・複製等を禁止しいたします。

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