5夜連続学習会 No2
2019.03.30
3月26日の連続学習会動画です。
立命館大学森裕之教授ですが、最初に「私は財政のことを分かりやすく喋るのは人後に落ちないというか日本一だと思っている」といわれました。(動画の初めにあります)とっつきにくいという苦手意識は多くの人にあると思います。
当日の中継をご覧になった方からも、資料が手許にないのでなかなか理解できないというコメントも頂きました。編集のため森先生の動画を何度が視聴するうちに、最初のコメントがじわじわと浸みこんでくる感じがしました。解像度や編集の未熟さなどからまだまだデータ部分の引用が分かりにくいというご意見はあると思いますが、是非ご覧いただきたい思いです。
動画はこちらからご覧ください。
当日、森先生が紹介された資料はこちらです。
平成29年度決算書(大阪市)
資料1
資料2
5夜連続講座の記録
2019.03.29
「大阪を知り・考える市民の会」が3月25日(月)から29日(金)までの5日間、いつものNSビルで連続学習会を開いています。(今日が最終日)
第1夜元大阪市議、稲森豊さんの「夢洲は危ない!」に始まり、第2夜は立命館大学教授の森裕之さんによる、「大阪の財政」全体解説。第3夜京都精華大学教授の住友剛さんの「大阪の教育の喫緊の課題」。第4夜阪南大学の桜田照雄教授による「カジノは経済活性化につながるのか」、最終日の第5夜は全水道会館水情報センター事務局長の辻谷貴文さんで「水道民営化とコンセッション」
大義なき知事選、市長選を仕掛けてきた大阪維新の会に、これ以上大阪を壊されてたまるかという気持ちで、様々な発信をしてきたものの、なかなか届かないという思いは正直ありますが、その一方で彼らのやり方に対する批判も増えつつあると感じています。私の公共政策ラボも共催させてもらっていますが、既に4日間を終えて、本当に大阪が抱える問題点の多さと、それを市民がどう判断するのか、統一選挙も今日告示され、大阪市民は、4月7日の投票日に知事、市長、大阪府議、大阪市議の4種類の選択を迫られます。
「これだけは知って、投票に行こう!」というキャッチフレーズにすべての思いが込められたこのシリーズを私のホームページで動画を公開することで、さらに多くの人に今の大阪の状況を知ってもらいたいという思いです。動画の編集などほとんどやっていなかった私ですが、スマホの動画に当日の稲森さんの資料を重ねることはできました。解像度があまり高くなく、わかりにくいところもあるとは思いますが、全体的な「夢洲の危険性」については理解できると感じています。
稲森さんのお話の中で、沖積層と洪積層という地質のお話は殆ど初耳と言っていい内容でした。柔らかい沖積層と固い洪積層という認識だけだったのですが、最近の学説では洪積層も上の沖積層の重みや、その上の建築物等の重みで変形し、どこまで沈下するか分からないという埋立地の話は衝撃的でした。動画の6分ごろから、そのお話になります。
あぁ。テレビは…
2019.03.12

どうなる知事・市長候補
2019.03.11
名前が出た最初のころには「松井(知事)さんとも面識があり、よくやっておられる。どうして対抗できるのだろう」という辰巳発言がどこかのネットニュース(探したのですが、見つかりませんでした。すみません)で見た記憶があり、正式要請を受けた際の「やや前向きな」感じとはずいぶん違うと思った。
そして、市長候補の名前が一向に上がってこない。この時点で維新の思うつぼにはまっているのではないか。つまり、「大阪府と大阪市は一体である。大阪市はいずれなくなるのだから、バリューとしては知事の方が高い」とでもいうかのような。
Voice(MBS)の特集を見て
2019.03.06
「住吉市民病院」は私たち大阪を知り・考える市民の会の学習会でもご紹介したように、税を投入する意味のある病院であり、特集の中でも触れられたように、患者を断ることのない病院として、地域の人たちだけでなく、大阪南部医療圏の小児・周産期医療を担っていました。弱者に寄り添う姿勢を貫徹できるのは「公立病院」だからこそできることです。「効率病院」ではありませんでした。
ではその中身はというと、特に教育予算などを見ても、額さえ増えればいいというお粗末なもの。そうした側面に切り込めてはいませんが、そんなことを思わせる取材でした。

2月23日 大阪を知り・考える市民の会 学習会Part15
2019.02.12
来る2月23日の午後2時から、NSビルで学習会の15回目を開催、公共政策ラボは共催させてもらいます。
55年ぶりに大阪で開催される万博を多くの市民、府民が歓迎しています。
その一方で、夢洲という埋め立て地での開催は、莫大なインフラ投資、さらにはIR(カジノを含む)ありきの万博開催及び安全性や経済性についても‘70EXPOと比較しても多くの検証ポイントがあります。そして、未だ解決されていない課題も山積みです。
そのことをしっかりと今、整理し知り・考える必要があると考え、愛知万博誘致・開催の際の経験を踏まえて、名古屋市立大学名誉教授の山田明さんにお話していただきます。
2020東京オリンピックのように無制限の開催費ということになっては目も当てられません。
跡地も“負の遺産”とならないよう、万博開催後の大阪・関西の成長と活性化に本当につながるものでなければなりません。
より良い万博にする為に、市民・府民の眼や知恵が必要な時期だと考えています。
多くの皆さんのご参加をお待ちします。
事前のお申し込みを頂ければ幸いです。コクチーズのURLはhttp://urx3.nu/QijE
です。よろしくお願いします。